茨木の歯科医院、南茨木駅まえのうがじん歯科医院の宇賀神です。
先日、かかりつけのお医者さんでインフルエンザの予防接種を
受けてきました。
毎年予防接種を受けているのですが、昨年は12月28日に悪寒、発熱、関節の痛みに
襲われて、三島の救急休日診療所で診察を受けてインフルエンザと診断されました。
‘予防,接種を受けているのに!!
まぁ年末年始の休みに入って、不摂生をした報いがきたんだなと反省しながら
布団の中でインフルエンザウイルスと戦っていました。
しかし、この「予防」という言葉はなかなか難しい!!
うがじん歯科医院でも一生懸命に「予防歯科、予防歯科治療」を実践するために
頑張っているのですが、患者さんのう蝕有病者数が極端に減ってきたかというとそうではありません。
先日読んだ歯科専門の新聞には、1歳半と3歳のう蝕有病者数は1/5、12歳児のDFMTは1/6、8020達成者は5倍に増えたのに、歯科医療費は0~14歳は変化がなかったらしいのですが、65歳以上では4倍以上に増加したらしいのです。
予防しているのに、どうして、なんで?
やはり、口腔内の加齢変化にはそう簡単には勝てないのだな! ということなのです。
インフルエンザ予防接種を受けていても体の抵抗力が低下していたら罹患してしまいますし、高齢の方はインフルエンザで命の危険に直面する場合もあります。
「予防歯科 予防歯科治療」と一言で言ってしまえば簡単ですが、いろいろなお薬を服用していてだ液が少なく口腔内乾燥の患者さん、頑張って歯ブラシをしているがなかなか満足に歯垢がとりきれない患者さん、ご家族の介護が大変でご自身の口腔内のケアが不十分な患者さん、そのような患者さん達には一人一人に合う予防方法を患者さんと見つけていかなくてはだめんだなぁと改めて思いました。
そして、先ほどの新聞記事の最後には
予防歯科は二人三脚 患者さんと歯科医院のスタッフたちとともに!