自分の歯を守る「習慣」の作り方
CUSTOM
- 歯ブラシ、はみがき粉を選ぶ3つのポイント
- 歯ブラシには、1本80円くらいのものから、200円~300円のものまで、多くの種類が市販されています。
中には手作りの歯ブラシで、1本1,000円以上するものまであります。
どれが良いかというのは、とても難しい問題ですね。
安い歯ブラシを常に新しい状態で使用することも良いですし、ブランドのは歯ブラシを丁寧に使用するのも良いでしょう。
ただやはり、皆さんがよく耳にするブランドの歯ブラシは、毛の材質、形状が歯にとって良いものが多いです。
当たり前のことですが、毛先が広がった形の崩れた歯ブラシは使用しないでください。
逆に汚れを端に押しやることになります。
次に、はみがき剤ですが、基本的に毎日使用しなくてもOKです。
歯ブラシでも機械的清掃で十分なのです。
しかし、それだけでは、なんだか磨いている感じがしませんね。
そういう時は、歯みがき粉ではなく、フッ素などの薬効効果の含まれる液体歯磨き剤が良いと思います。
知覚過敏がある人は、はみがき粉の成分表示の“研磨剤”が含有されていないものが良いと思います。
また、知覚過敏防止用の歯みがき剤も効果的だと思います。
最後に、ご自身の歯列、咬み合わせを考えてみてください。
若い人なら、それほど歯の隙間が開いていないので、一般的な普通の歯ブラシで良いと思いますが、年齢が増してきて、歯間が広がってくると、食べ物が詰まりやすくなってきます。
その場合は、歯ブラシの毛が少し柔らかく長めのブラシが使いやすくなってきます。
また、残念なことに歯を失ってしまい、ブリッジなどで補綴している人などは、歯間ブラシを併用することをお勧めします。
義歯を装着している方はもちろん、義歯を外して残存歯をブラッシングしてください。
正しいブラッシングで歯を大切にしてください。
気付いたときが始めるときです。
- 虫歯をつくらないための5つの習慣
- 「ちゃんと食後に歯磨きをしましょう」
「定期検診は大切なのでちゃんと受けましょう」
わかってはいるけれど、忙しいとなかなか習慣化出来ないもの。
そして、世の中には間違ったお口の健康法や、お勧め出来ないデンタルケア用品もたくさん出回っています。
(営業妨害になりますのでここでは具体的に書きませんが)
皆さんは、歯を治療するだけではなく、お口の健康を守る為の日常生活のアドバイスも歯科医院でおこなっているって知っていましたか?
歯科医療の先進国、北欧ではむし歯の人が少なく、国民は予防の為に歯医者に通っています。
日本でも予防・定期検診の重要性が少しづつ浸透してきて、子どものむし歯は飛躍的に減ってきています。
皆さんは「歯医者はむし歯を治療しないと儲からないから、むし歯が減ると困る」と考えている、と思っていませんか。
残念ながら私たちうがじん歯科では、むし歯を減らして予防で歯医者に通う人を増やしたいと考えているのです。
だから、当院での治療や予防だけではなく、患者さまご自身でのケアが重要だと考えています。
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習慣1
甘いおやつは大歓迎!食べてもいい、ただ・・
- 「甘いものがむし歯の原因?」いえいえ甘いおやつには罪はありません。
ただ、ダラダラ食べるとむし歯の原因になりますので、時間を決めて食べましょう。
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習慣2
忙しいなら歯磨きは寝る前を重点的に
- 「歯磨きは10分位かけて丁寧に」って聞いたことはありませんか。
「そんな時間は取れないよ」その時そう思いませんでしたか。忙しくてなかなか歯磨きが出来ない、やっても20秒位で終わるなら、寝る前の歯磨きに時間をかけて丁寧におこなってください。
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習慣3
歯に悪い食べ物に気をつける
- 普段、皆さんがされている食生活。その中にも歯の健康を害する可能性があるものが含まれています。例えば炭酸飲料、ヨーグルト、お酢など。炭酸飲料を頻繁に飲むと歯を溶かす危険があります。ヨーグルト健康法、お酢の健康法も身体には良いのですが、食べた後そのままだとお口の健康にはあまり良くないのです。だから、食べた後にはすぐに水で口をすすいでくださいね。
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習慣4
ダラダラ食べは歯とダイエットの大敵
- ついつい無意識的に食べてしまう。ダラダラ食べるとむし歯の原因に、そしてダイエットの敵でもあります。
食べ物が歯に接触している時間を減らすために食べる時間を決める。
そして食べた後には軽く歯磨きをすることが大切です。
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習慣5
注意するのは歯の間
- 来院される患者さまのお口の状態を見せていただくと、歯の表面は磨けているのですが、歯の裏面や歯の間が磨けていないことが多いのです。その時、お勧めなのがフロスや歯間ブラシ。当院では患者さまの歯間に合わせたものを処方していますので、スタッフまでお聞きくださいね。
- こういった習慣は歯医者に定期的に通い、衛生士さんに相談することで身につけることが出来ます。
セルフケアとプロケアを併せて一緒にお口の健康を守りましょう。
- 患者さまの歯を守るために院長が続けている3つのこと
- 「歯が痛い」「上手く噛めない」
「子どもが歯磨きをしてくれない」
「忙しくて治療に通えない」
「信用できる歯医者が見つからない」
「歯医者が怖くて通えない・・」
「痛いところだけなんとかしたい」
「定期的に歯医者に通ってきっちりと予防したい」
「歯の色や歯並びにコンプレックスが・・・」
- 当院にはいろんな思いをお持ちの患者さまが治療にいらっしゃいます。なかには、他医院で治療していたが途中で通わなくなって、お口の中の状態が悪化してから来院される患者さまもおられます。
ただ、そんな患者さまも、ご自身が80歳になったとき、「自分の歯で美味しく食事ができる」のと「入れ歯で不便な思いをしながら食事をする」のとどちらを選びますか?と質問されたら、間違いなく前者を選ばれるでしょう。
確かに歯の健康を守るにはむし歯や歯周病をちゃんと治療して、定期検診に通うことが必要です。当院でも患者さまにそうお伝えしています。
ただ、
“100%”を求められて、ダメ出しされると、不安になるので歯医者に行きたくなくなる。
仕事でどうしても時間が取れないのに、「ハイ、来週必ず来てくださいね」と言われても気軽に治療に行けない。
そういうお声をたくさんいただきます。
そしてそういったお声をいただくたびに、私たちは「もっと患者さまの立場になって考えないといけないな。」と考えさせられます。
一歩ずつ、患者さまの状況で出来る治療や予防を私たちと一緒に進めていき、
そして、患者さまが80歳になられた時、
「ああ、あの時治療を途中で諦めずにうがじん歯科に通っていて良かった」
と言っていただきたいのです。
私たちがご提案するのは、患者さまに「正しい」を押しつけるのではなく、
患者さまに寄り添い、一緒に最良の方法を考えていく治療、そして予防です。
もちろん、患者さまが最高の治療を求められるのであれば、歯科医師・衛生士の持てる最大の技術をご提供したいと考えております。
その姿勢は、保険治療であっても自費治療であっても変わることはありません。
- その為に私たちは3つのことを続けていきます
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- 1. 患者さまの状況に合わせた最高ではなく最良の治療を提供する。その為に、患者さまにご自身の口の中の状態をわかりやすくお伝えする。
- 2. 歯を失う原因の1位は「歯周病」です。むし歯治療だけではなく、衛生士を中心とした歯周病の治療、予防を重視していきます。
- 3. 歯を守る為に一番大切なのは、ご自身のお口の健康状態を知り対処すること。その為に、患者さまの状態に合わせた間隔での定期検診をご提案します。
- 以上のことを進めることで患者さまのお口の健康を守り、患者さまのクオリティオブライフ(生活の質)を向上させ、維持する為に努力してまいります。
患者さまの最後の歯科医院でありたい。
それが私たちの願いです。
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